ベンチで悔しさをあらわにする山崎伊織投手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 広島5-4巨人（29日、京セラドーム） この日、自身初の2桁勝利を目指し、マウンドに上がった巨人の山崎伊織投手。初回からピンチを作るも、何とか切り抜け、4回まで無失点に抑えます。 【画像】山崎伊織投手から第18号を放ったデビッドソン選手 しかし、5回、2アウトから田中広輔選手にフォアボールを与えると、小園海斗選手に右中間にフラッと上がっていく打球を放たれると、センターの丸佳浩選手とライトの長野久義選手の前にボールが落ちます。 これを処理した長野選手がファンブルしてしまい、1塁にいた田中選手が一気に本塁までかえり、先制点を許します。さらに、6回には“巨人キラー”の異名を持つ、デビッドソン選手に巨人戦で9本目のソロホームランを許し、0-2に。 3アウトを取るも、ベンチに戻ると、交代を告げられ、悔しさを隠せない山崎投手。それでも、その回に長野選手のホームランで波に乗った味方が逆転に成功すると、笑顔を見せました。 しかし、中継ぎの高梨雄平投手が、広島の末包昇大選手に3ランホームランで逆転を許し、チームは敗戦。山崎投手は6回115球を投げ、被安打7、奪三振4、与四球2、失点2という成績でした。試合後は、報道陣の問いかけに応えることなく、バスに乗り込み、球場を後にしました。