オフェンス不振のキングスがベテランシューターのダグ・マクダーモットと契約合意
10月17日(現地時間16日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)のダグ・マクダーモットが、サクラメント・キングスとの契約に合意したと『ESPN』が報じた。このチームは15日に合意と報じられたドラフト指名権と金銭が絡んだトレードで、ジェイレン・マクダニエルズをサンアントニオ・スパーズへ放出してロスター枠を空けていた。 198センチ102キロのマクダーモットは、NBAキャリア10年を誇るウイングプレーヤー。これまで4シーズンで平均2ケタ得点を残してきた男は、昨シーズンにサンアントニオ・スパーズとインディアナ・ペイサーズで計64試合に出場し、平均14.1分5.5得点1.1アシストに3ポイントシュート成功率41.0パーセント(平均1.5本成功)を残した。 レギュラーシーズン通算655試合で平均20.2分8.9得点2.2リバウンド1.0アシストを記録する32歳のベテランは、通算3ポイント成功率41.0パーセント(平均1.4本成功)を誇るシャープシューター。 マクダーモットにとって通算7チーム目となるキングスは、ディアロン・フォックス、ドマンタス・サボニス、マリーク・モンク、キーガン・マレー、ケビン・ハーターに今夏デマー・デローザンを加えたウェスタン・カンファレンスの上位進出候補。 だが2シーズン連続で勝ち越しているチームはプレシーズンゲームでここまで4戦全敗。昨シーズンにリーグ13位の116.2を記録したオフェンシブ・レーティングは同21位の102.2、3ポイント成功率は昨シーズンの36.6パーセント(同16位)からリーグワーストの25.2パーセントへ急降下している。 18日に迎えるロサンゼルス・クリッパーズとのプレシーズン最終戦、25日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で幕を開けるレギュラーシーズンに向けて、マクダーモットがシュート力で貢献できるか注目したい。
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