【フィギュア】鈴木明子氏がアニメ「メダリスト」の振り付けを担当「心を込めて取り組みました」
フィギュアスケート女子で五輪2大会出場の鈴木明子氏は、新たな形で競技の魅力を発信していく構えだ。 来年1月4日よりテレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠で放送されるテレビアニメ「メダリスト」では、鈴木明子氏らがアニメ内でのスケーターの振り付けに協力。鈴木氏は「このすばらしい作品がアニメ化されるにあたり、振り付けを担当させていただけることは、私にとって大変光栄なことです。モーションキャプチャーを用いて実際に滑りながら、さまざまなスケーターたちの姿を思い描きました」と振り返った。 同作はスケーターとして挫折した青年・明浦路司とフィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・いのりが出会い、トップを目指して歩みを進める物語。現役時代に世界の第一戦で活躍してきた鈴木氏は「初めて『メダリスト』を手に取った瞬間、ページをめくるごとに心が高鳴り、フィギュアスケートというスポーツの奥深さに心を揺さぶられ、思わず涙がこぼれました。そのリアルな描写は、まるで自分がリンクの上にいるかのような感覚を与えてくれました」と神妙に語った。 12月14日には東京・丸の内ピカデリーで「メダリスト」第1話舞台挨拶付き先行上映会の開催が決まるなど、すでにファンの間の話題になっている。鈴木氏は「『どんな思いを抱きながら滑るのだろう』と、心を込めて一つひとつの振り付けに取り組みました。このアニメを通じて、より多くの人々がフィギュアスケートの魅力に触れ、心の奥深くに響く体験をしていただけることを、心から願っています」と期待を寄せた。
東スポWEB