<元日本代表 水沼貴史が解説>2014年W杯 グループCの楽しみ方
日本が決勝トーナメント進出を果たせば、1回戦でグループDの1位もしくは2位と対戦する。ウルグアイ、イングランド、イタリアのW杯優勝経験国が3つも入った「死の組」だが、個人的にはそうしたビッグネームの国とW杯の決勝トーナメントの舞台で戦う日本の姿を見てみたい。 2002年の日韓共催大会の決勝トーナメント1回戦でトルコに負けたときには、どこか虚しさを覚えた。前回の南アフリカ大会でPK戦の末にパラグアイに屈したときも然りだ。 いま現在の日本のサッカーがどれだけ通用するのか。試される舞台は整ったと思う。心身ともに最良のコンディションでコートジボワール戦を迎え、ギリシャ戦を踏まえてコロンビアといい試合を続けて、ぜひとも決勝トーナメントへの切符をつかみ取って欲しい。 (文責・水沼貴史、元日本代表MF/構成・藤江直人)