15日に日本と対戦

９月に辞任したアーノルド監督に代わって、新たに指揮を執るポポヴィッチ監督。（C）Getty Images

　オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督が日本代表について言及している。 　オーストラリアは９月に行なわれた北中米ワールドカップのアジア最終予選の初戦で、格下のバーレーンに０－１でまさかの敗戦。続く第２戦のインドネシア戦も、０－０と勝ち切れなかった。 【画像】サウジアラビア・オーストラリアと対戦！W杯アジア最終予選で難敵との連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介！ 　２試合を終えて、オーストラリアは日本と同じグループCで６チーム中の５位と厳しい状況に立たされており、本大会出場も危ぶまれているなか、先月にはグラハム・アーノルド監督が辞任。その後任としてポポヴィッチ監督が新指揮官に就任した。 　オーストラリア・サッカー協会の公式サイトによると、そのポポヴィッチ監督は初陣となる10月10日の中国戦、15日の日本戦に向けて、「この３、４日はスタッフと共に２チームの分析に注力してきた。だから彼らのプレースタイルは分かっている。自分たちがやるべきこともね。準備を進めているところだ」と述べる。 　また、ここまで圧倒的な強さを見せてグループ首位に立つ日本については、以下のように警戒している。 「最近のゲームを見れば、スタメン11人全員が日本ではなく海外でプレーしている選手たちだ。それは彼らがどれほど成長したかを示していて、スタイルも進化している。これまでとは違い、３バックでプレーしているから我々はそれに備える必要がある。ただ、まず集中するのは中国戦だ。それから日本戦に準備する」 　W杯出場に向けて窮地に立たされたオーストラリアはどんな戦いを見せるのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部