“働きたくない”女子大生が元手10万円から億万長者に 自宅は4つも…年間10か月はホテル暮らし「投資家は暇」
1年の大半はホテル暮らし、国内では4つの家を保有
1年のうち10か月はホテル暮らし、国内では4つの家を自宅使い。「投資家は暇なんです。だから遊ぶ友達が欲しくて」と、各地を移動しながら世界中の富裕層とのつながりを広げている。結婚4年目となる夫は同じく億超えの経営者だ。 億万長者と聞いて連想されるのは、タワマン生活だろう。泉さんの場合は「シンガポールに住んでいた時もそうですが、日本でもタワマン生活は経験していますよ。今も持っています」。ぶっちゃけ話を聞いてみると、泉さんは“肯定派”だという。 「例えば、先日コミュニティーのイベントを開催した際に、マンション内の会議室で講演をして、みんなが、こないだ買ったランボルギーニに乗ってみたいと言うので地下駐車場に降りて好きに試乗してもらって、その後は上のパーティールームで懇親会、そのまま自宅で二次会を行いました。1つの場所で、縦移動ですべてが済むのでとにかく楽なのが利点です。ジムやスパ、会議室などの共有スペースが充実しているかどうかの満足度も大事ですね」 ただ、タワマンであればなんでもいいというわけではなく、将来的な売却などを見越した「資産価値」を見極めることを説く。「日本では住宅ローンを組んで買いましたが、立地は不動産売買で利益を出すには最も重要とされる条件なので、この見定めが重要です。立地とデベロッパーがよければ、基本的に資産価値は下がりません。売却が前提であれば、築20年以上だとか、ファシリティーがショボい場合は買いたくないですね。リスクとして地震や災害を挙げる人は多いですが、不動産は元々『リスクが既に出切っている』と言われているように、そういった保険も整備されているのであまり心配はいらないかな。デメリットと言いますか、日々の通勤で時間が決まっている人や毎日車に乗って決まった場所に行く人は、エレベーター待ちや不測の事態で移動に時間がかかるので大変かもしれませんね」と率直に語る。 別世界の話のようだが、10万円から大富豪へとステップアップ。ちょっとした挑戦が実を結んだサクセスストーリーだ。「投資は怖いものではありません。むしろ、投資をしないでいた結果訪れるであろう不本意な未来のほうがはるかに怖いと思います。今の時代は少額投資も可能ですし、それぞれの資金に合わせて始めることができます。もし始めるなら早ければ早い方が有利になります。投資は利回り・複利が魅力で、長期的にうまくいけば『1億円』も夢ではありません。お金と時間の自由を手にしたい人にはぜひ、こちらの世界をのぞいてみてほしいですね」と笑顔で語った。
吉原知也