「本当に失礼極まりない」女子バスケ・馬瓜エブリンが選手を“名指し批判”した技術委員長の続投に落胆「明らかに組織崩壊してて、現場と感覚ズレてて...」
パリ五輪女子バスケットボール日本代表の馬瓜エブリンは9月14日にXを更新し、代表チームの強化などを統括している日本バスケットボール協会(JBA)の東野智弥技術委員長の発言に対して私見を述べた。 【画像】「超可愛い!」「顔ちっちゃ」と話題沸騰! 日本男女バスケ代表に熱いエールを贈った“勝利の女神” 広瀬すずの厳選ショットをお届け! 銀メダルに輝いた東京大会でHCを務めたトム・ホーバス氏が男子代表に移り、恩塚亨氏を女子代表チームのHCに招へいして迎えたパリ大会では男女ともに3戦全敗。特に金メダルを目標に掲げていた女子チームにとっては予想を下回る結果となってしまった。 9月11日、JBAは大会の総括としてメディアブリーフィングを開催。女子チームの戦いぶりを振り返った東野氏は東京大会と比較して勢いやスピードが足りていなかったと説明。また、第1戦で3ポイントシュートを5/11(45.5%)と高確率で沈めたリーディングスコアラーの山本麻衣が脳振とうで第2、3戦目を欠場し、代わりに町田瑠唯と宮崎早織のバックコートで挑んだことについて、「2人とも外のシュートがない。そもそもの選手選考に大きなクエスチョンがある」と話していた。 この発言を受けて、当の宮崎はXで12日、「東野さんに宮崎はスリー無いって言われてた、もっと頑張ります笑るいさんスリー無いとか言われてるけど、Wの試合の時まじ嫌なタイミングでスリー決めてくるからマッチアップ大変なんだからねえーーー」と怒りの絵文字を多用しながら反応。高田真希も「それ以上にスピードで相手を掻き回して味方をフリーにしてスリーポイントのチャンスをたくさん作ってくれてたおかげで気持ちよく打てたぜ!! 忘れねーぞ!アメリカ戦のスリーのアシスト」とチームへの貢献度に触れ、宮崎を擁護した。 そして、恩塚氏の退任が発表された一方で、任命責任を問われた東野氏に関しては、任期が来年6月まで残っているとして続投が決定。これにSNS上ではファンからは「名指しで批判する責任者なんてもってのほか」「選手に敬意を払えない人は去るべき」「この人達が敗因の一つであり、今後の不安要素だと思う」と否定的な声が見られた。 13日には馬瓜エブリンもXで以下のコメントを出し、東野氏続投の決定を批判した。 「反応遅れてしまったから、申し訳ない静観しようかと思ってたんだけど、6月までやるって知って無理だ。プレーの良し悪しは選手の責任だと思うよ。ただ明らかに組織崩壊してて、現場と感覚ズレてて、任命責任あるのに選手に責任転嫁する人がまた次も決めるのなんで?やめた後また責任取らないのに?」 また、続けて「上手くいかなくて、でも形にしようと、もがいてた選手、スタッフは喪失感すごくて、任期満了していい思いできるのは1人っておかしいと思わないのかな。 本当に失礼極まりない」「これからの日本バスケの事とにかく考えて欲しい。男女共みんな持ってるもの最高です。 これからの子達も、その上手さに驚かされます。 活かすも潰すも『大人』次第。これからの道作るのは選手、コーチ、スタッフ含めた『大人』の仕事。 経験活かそう」と私見を綴った。 構成●THE DIGEST編集部
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