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PCR拡充が必要 専門家会議が会見(全文1)他国と比べて明らかに少ない

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THE PAGE

陽性率が下がっている

 一番困るのは、検体数が下がっていながら陽性率が上がるというのは困りますけど、検体数が上がっているのにもかかわらず、あるいは一緒であるにも、検体数が同じで仮にあったとしても陽性率が下がるということは、同じ検査状況ですよね、検査体制の状況の中で陽性率が下がってるということ、このことは重要な1つの指標だと思います。  さて、最後の2、3ページになりますが、皆さん、PCR検査についていろんな、中には、本当はやったほうがいい人ができないで重症化したり不幸な転帰となったと、時々報告されてますよね。なんとか、私は今のままではまだ不十分だと思います。必要な人に。これは国もそう思ってると思います。専門家はみんなそう思ってます。今のままでは不十分。  じゃあこれは一応、これからの、改善するために、一応、過去を振り返る必要があると思うんで、いったいなぜ日本はPCR検査能力が早期に拡充されなかったということを、これ、全てじゃないですけど、一応そのポイントだけを今日整理してきました。

検査拡充求める機運が起こらなかった

 まず1点目ですね。これは制度的に日本は、感染症の法律もそうですし、制度的にも法律的にも地方、特に地方衛生研究所、これが一番公的なものでは量が多いと。これ、あとで岡部先生、間違ってたら教えてください。この地方研究所が主体でやってきて、この地方衛生研究所は新しい病原体について、例えばはしかだとか結核だとか、そういう決められた病気について審査するということは仕事の一環になってましたけど、新しい大流行した病気を大量に検査するというような、そういうことはもともと法的にも制度的にもそういうことに整備されて、そういうふうな仕組みになっていなかったということが1つあります。これは、いい、悪いじゃなくて、日本のそういう制度。  その上でさらに、皆さんよくいわれてることと思うんですけど、日本は幸いに、SARSがあれだけ2003年にあったのに日本はSARSの大流行、これが韓国、シンガポールとの違いで、起きなかったことは当然われわれにとって当時幸いだったんですけど、事実としてそれが、韓国とかシンガポールはそれでずいぶん感染症対策をかなり激しくやりました。ところが日本はそういうことで、少し他国と比べると拡充、日本内でPCR検査能力の拡充を求める議論が、機運が起こらなかったということがあります。  で、ここには書きませんけども、日本はもともとインフルエンザなんかの迅速診断キットっていうのは、どこでも。こういうことが日本のずっと1つの感染症の風景になっていたわけですね。そういうことがあって、余計こういうPCRのことをほかの国のように、SARSの、あるいはMERSのことでわれわれ打撃を受けなかったっていうことのためにPCR検査をなんとか拡充しようという、制度を拡充しようという機運がならなかったということです。  そういう中で、われわれも最初のうちは限られたリソースしかないから、重症化に焦点するが、だんだんと患者さんが増えてということで、徐々にPCR検査の民間活用や保険適用、こういうことも何度も皆さんと一緒に議論して、そういうことで国もいろいろ努力して、さまざまな人が努力してくれましたけど、なかなかこれは民間のことについてはかなり早い時期にわれわれ議論をしてました。大臣とも議論をしたこと、覚えてますよね。だけどなかなか進まなかった。これはわれわれも少しフラストレーションは確かにあったと思います。なぜ進まない。 【書き起こし】PCR拡充が必要 専門家会議が会見 全文2に続く

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