「汗臭い下着」のにおい・汚れを落とす洗濯術。洗濯機前のひと手間ですっきり
水遊びなどのレジャーが増える夏。汗をかきやすく着替えの回数が増えるため、夏の洗濯物は汚れも量もとにかくヘビー級です。しっかり洗ったはずなのにきれいにならない…なんてことも。そんなお悩みに洗濯のプロ集団「洗濯ブラザーズ」がアンサー。自宅でも簡単にできる洗濯ワザを伝授します。
正しい方法を知れば洗濯悩みもすっきり解決!
夏は汗や皮脂で汚れた洗濯物が大量に出るのに、思うようにきれいならずウンザリしている人も多いのでは? 洗濯ブラザーズによると、それは洗濯物や洗剤を使いこなせていないからなのだとか。 「まず、衣類の汚れを水に移してしっかりと落としきるためには、洗濯機は『水量多め』『すすぎ2回』に設定すること。これだけで汚れ落ちが変わります。洗剤も、適切な量を使うだけで、落としにくい汚れも落ちるようになりますよ」 ESSE読者から寄せられた洗濯のお悩みを、洗濯ブラザーズがすっきり解決。家庭ですぐにマネできるアイデアばかりです!
Q:とにかく夏は洗濯物が増えます。汚れも全然落ちません(神奈川県・47歳)
A:洗濯槽の6割が目安に。洗剤の入れすぎもNG 汚れが残ったりくすんだりするのは、衣類に対して水量が少なく汚れが水に移りきらないせい。洗濯物はつめ込まず、洗濯槽の6割を目安に。すすぎ残しの洗剤も汚れ残りの原因になるので、洗剤は表示どおりの量を守って。
Q:息子や夫の下着の汗のにおいがとれず困っています(栃木県・52歳)
A:まずは洗濯を分けて!プレウォッシュが効果的 ガンコな汚れやにおいには“プレウォッシュ”が効果的。ワキや衿回りなどにおうところにスプレーし、10分以上放置してから洗濯機で洗いましょう。においが移らないよう、ほかの洗濯物と分けるのも大切です。 <プレウォッシュ液のつくり方> 弱アルカリ性の液体洗剤と水を、1:1の割合でスプレー容器に入れてよく混ぜるだけ。つくったものは、1週間を目安に使いきって。
Q:夏は洗濯物が干すとごわごわになってしまいます(東京都・44歳)
A:夏は干しすぎに気をつけて。柔軟剤でかたくなることも ごわごわの原因は、その大半が“過乾燥”。乾燥しすぎると肌ざわりが悪くなるので、日差しの強い夏は3~4時間で取り込みましょう。また、柔軟剤を使い続けるとコーティング剤が蓄積されかたくなることもあるので、使用を控えてみて。
ESSE編集部