岸田首相が衆院解散要求を拒否、「結果出すことに専念」-党首討論
朝日新聞が15、16両日に行った世論調査で岸田内閣の支持率は22%(前回5月調査24%)と内閣発足以降の最低水準となった。自民党の支持率は19%(同24%)と01年4月以降、政権与党として初めて20%を切った。自民党の規正法改正案についても、成立した場合に再発防止に「あまり効果はない」「全く効果はない」とした人が計77%だった。
2000年に始まった党首討論は民主党政権時代の12年、当時の野田佳彦首相が安倍晋三自民党総裁に対し、衆院解散を表明するなど政治史に残る論戦もあった。菅義偉前政権時代の21年に開かれた前回は、新型コロナウイルス対策などが取り上げられた。
--取材協力:萩原ゆき.
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Takashi Hirokawa