“平成の園遊会”名場面の数々 時代を彩った人たちとの触れ合い【皇室 a Moment】
上皇さま「ずいぶん小さいときから卓球やっておられるんでしょう?」 福原愛さん「はい、3歳から」 上皇さま「3歳から!?」 美智子さま「バンビとか、カブとかいう時代から。時々テレビで泣いていらっしゃるところを(笑)」 福原さん「お恥ずかしい」
美智子さま「(メダルを)見せてくださる? これが個人の銀(メダル)で、大きく飛ばれたのね」 上皇さま「何年になりますか? 選手生活は長いんでしょう」 葛西紀明さん「そうですね、33年ですかね」 上皇さま「33年」 美智子さま「ようございますね、続けてこられてね」 上皇さま「それはやはり体の、なんていうか常に良い状態に保って」 葛西さん「いろんな方に支えてもらったので、ここまで、41歳までやることができました」 上皇さま「どうぞこれからもお元気でね」 葛西さん「がんばります」 ◇ ――招待客の皆さんをねぎらっていらっしゃいましたね。また葛西紀明選手のメダルにお2人そろって手で触れられている姿は園遊会ならではでしたね。 選手も、上皇ご夫妻も、うれしかったのだろうと思います。また、園遊会では、芸能界からも招かれます。
■芸能界からも数多く招待
上皇さま「もうじき90に、おなりになるんだそうですね」 森光子さん「来年、なりますんです」 上皇さま「ああ、そうですね。現役でやっていらっしゃる」 森さん「ありがとうございます。私は京都に生まれまして、天皇さまがお生まれになりました日も、近い京都の市役所のすぐそばに住んでおりまして、サイレンがなりました。『鳴った鳴ったサイレン皇太子さま お生まれなった』という歌詞もちゃんと覚えております」 上皇さま「そうですか」
上皇さま「前にデフシアターのときに」 黒柳徹子さん「おいでいただきまして」 上皇さま「あれ何年前になります?」 黒柳さん「もう30年くらい前」 上皇さま 「そうなりますか」 美智子さま「わが街」 黒柳さん「あのとき、おいでいただいたんで、手話というものが皆の目に入って日本中で手話をやることが恥ずかしくないってことになりましたので、とってもありがとうございました」