森重航「34秒台は必須」復調傾向の五輪メダリスト、年内最終戦へ気合…13日開幕・全日本スピードスケート
スピードスケートの全日本選手権は13日、青森・YSアリーナ八戸で開幕する。出場選手は12日、会場のリンクで最終調整。男子500メートルで24年北京五輪銅メダルの森重航(オカモトグループ)は「国内大会で最近勝っていない。まず優勝というのを目標にして、後半戦につながるようなレースになればいい」と意気込んだ。 今季は500メートルで開幕戦の10月の全日本距離別選手権が2位。W杯前半2大会も4レースで表彰台には乗れていない。ただ、第2戦の北京大会は34秒90、34秒79と2本とも34秒台を記録。「タイムはまだまだですけど、ようやく少し満足いくというか、結果に表れてきたかなっていうレースができるようになってきた」と復調の兆しをつかんだ。 年内最終戦はシーズン後半戦の国際大会の代表選考も懸かる。「34秒台は必須。34秒6、7ぐらいは出さないといけない。本来であればもうちょっと欲しいけど、まず今の自分にはそれぐらいのタイムが必要になってくるかなと思う」と気合を入れた。
報知新聞社