つけ麺が大好きで週5回食べていますが「塩分過多」と「食費」を考えたら週2回に減らしたほうがいいですか?外食費用の全国平均は?
「ラーメン・つけ麺」のお店は全国各地に存在し、私たちにとっても身近な存在です。ただ、ラーメンもつけ麺も基本的には塩分濃度が高く、毎日食べると健康面が気になります。また1食あたりで1000円前後するため、毎日食べ続けると食費の面でも大きな負担がかかるでしょう。今回は、週5回つけ麺を食べた場合と、週2回に減らした場合の食費について解説します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
つけ麺の価格はどれくらい?
一般的につけ麺はラーメンと同程度の価格であることが多く、トッピングなしでおよそ900円~1000円が平均的です。トッピングやサイドメニューも加えるなら、1食で1500円前後使うことになるでしょう。このあたりの食費は、個人の好みや食べる量によって異なるため、つけ麺の価格差よりも注文数やサイドメニューのほうが影響は大きいと考えられます。 1週間に5回つけ麺を食べた場合、上記の価格帯で計算するならおよそ4500円~7500円の負担です。これを1週間あたり2回に抑えると、1800円~3000円まで減らせます。差額は2700円~4500円です。1ヶ月(4週間)に換算すると1万800円~1万8000円、1年間(52週間)なら14万400円~23万4000円の節約となります。 これはつけ麺に限らず、外食全般にいえることですが、大衆的な定食屋・社食・学食といった場所でない限り、1食につき900円~1500円程度必要となるお店は珍しくありません。とくに有名店と呼ばれるほどの人気店なら、単価はもっとかかる可能性があるでしょう。 ■外食費用の全国平均はどれくらい? 総務省統計局が実施する「家計調査」によると、2023年の平均外食費は表1の通りです。 表1
※総務省統計局「家計調査(2023年)」を基に筆者作成 一般的に年間の収入が高い世帯ほど外食にお金をかける傾向にありますが、表1より、1ヶ月分あたりの外食費用は全体でおよそ4350円~1万7390円です。今回のようにつけ麺を1週間に5回食べるペースだと、前述の価格帯では1ヶ月間で1万8000円~3万円かかります。全国平均よりも大幅に超過しているといえるでしょう。 一方で、1週間に2回に抑えると1ヶ月間で7200円~1万2000円です。この場合は、ギリギリ平均に収まる水準といえるでしょう。