つけ麺が大好きで週5回食べていますが「塩分過多」と「食費」を考えたら週2回に減らしたほうがいいですか?外食費用の全国平均は?
外食費の割合はどれくらいならセーフ?
上記のデータはあくまで平均であって、外食にかけられる費用は個人の収入や生活環境によって異なるものです。実際に日々の食費を抑えるには、食費に対してどれくらいまで外食に使えるのか設定しておく必要があります。 消費支出に占める食費の割合を「エンゲル係数」と呼び、一般的に15%~20%が理想といわれています。なお、前述したデータのエンゲル係数はおおよそ30%前後でした。ちなみに、食費のなかでも、外食費の割合は25%程度が目安のひとつです。 仮に手取り月収が25万円の場合、食費の理想は3万7500円~5万円です。そのなかでも外食費は9375円~1万2500円に抑えたほうがよいでしょう。この金額は、前述したつけ麺を1週間に2回食べた場合の7200円~1万2000円でも収まります。
外食は収支バランスと健康を意識した頻度に抑えよう
収入が高いほど外食に使えるお金に余裕が生まれます。しかし健康面も気にするのであれば、お金に余裕があっても頻度は抑えるべきでしょう。 とくにラーメンやつけ麺といった料理は塩分濃度が高いといわれるため、スープまで飲み干すと塩分過多となってしまう可能性もあります。また、外食にお金を使い過ぎると、いざというときに医療費などにお金を回せないかもしれません。外食の頻度は、収支バランスと健康の両面を意識しましょう。 出典 e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果表 2023年 <品目分類>1世帯当たり年間の品目別支出金額 年間収入階級別 e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2023年 <品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格 年間収入階級別 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部