PGA、JGTO、JLPGA共同主催「日立3ツアーズ選手権」の出場者が決定!
国内シニアツアーの「日本プロゴルフ協会(PGA)」、国内男子ツアーの「日本ゴルフツアー機構(JGTO)」、国内女子ツアーの「日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)」が共同主催となり、ゴルフシーズンを締めくくる年末の一大イベント「Hitachi 3Tours Championship 2024」が12月8日に千葉県の京葉CCで開催される。今大会の出場選手が決定! 2023年 日立3ツアーズの様子(撮影/姉崎正)
出場選手を一挙紹介!
今大会への出場権を持つのは、11月3日終了時点での賞金ランキング(PGA、JGTO)、メルセデス・ランキング(JLPGA)の上位3名と、各協会会長推薦選手(JLPGAは協会推薦)の3名の計18選手。各ツアー6名のチーム対抗戦で、今年度のNo.1ツアーを決定する。
JGTOから選出されたメンバー6名
2005年の第1回大会から、最多優勝8回を誇るJGTOチームには日本オープンでメジャー初優勝を手にした今平周吾を始め、米澤蓮、小木曽喬、幡地隆寛、岩田寛、清水大成の6名が参加。ベテランから若手までバランスの取れた布陣となっている。
PGAから選出されたメンバー6名
4度目の優勝を狙うPGAチームには永久シードの片山晋呉、増田伸洋、兼本貴司、平塚哲二、伊澤利光、藤田寛之の6名が参加し、6年振りの優勝を目指す。
JLPGAから選出されたメンバー6名
2大会連続の優勝を狙うJLPGAチームは、通算8勝という圧倒的な強さを見せた竹田麗央、小祝さくら、桑木志帆、河本結、古江彩佳、佐久間朱莉。6連続出場の“ベテラン”小祝さくら以外は初出場ながら、実力と勢いのある若手が顔を揃えることになった。
What’s 日立3ツアーズ?
日立3ツアーズは、2005年から毎年12月に開催されていて、国内ツアー最強を決める大会として毎年盛り上がりを見せている。恵まれない子どもたちの支援やジュニアゴルファーの育成支援のためのチャリティ活動としての大会であるため、入場料の一部や選手獲得賞金の一部、チャリティイベントによる収入がチャリティ金として拠出され、昨年大会まで約4億4500万円がさまざまな団体に寄贈されている。 大会の進行にはチーム戦が採用されていて、9ホール(Par37)を1ステージとし、計2ステージで行いスコアをポイントに換算して争う団体対抗戦。 1stステージは、2人1組のベストボール方式、1組6名でプレーして勝敗を決める。ホールアウト時点でスコアが良かった選手のスコアがその組のスコアとして採用される。6ポイントを争うため、9ホール終了時点で1位には4ポイント、2位には2ポイント、3位には0ポイントが加算される。 2ndステージは1stステージ同様各チーム2名1組となって1組6名でプレー、オルタネート方式で競われる。1つのボールを交互に打ち、カップインした打数がその組のスコアとして採用され、こちらも9ホール終了時点で1位から6ポイント、4ポイント、2ポイントが加算される。計12ポイントを争うため、2ndステージでの逆転も大いに期待できそうだ。 昨年は、JLPGAチームが1stステージで12ポイント、2ndステージで15ポイントを獲得し、2位のPGAチームに13ポイント差をつけて圧勝。1stステージで4ポイント、2ndステージで6ポイント獲得してチームの勝利に貢献した岩井明愛がMVPに選出された。