とんねるずとパリ五輪メダリストたち

　正月恒例の特番『夢対決2025 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』（テレビ朝日系）が2025年1月2日（木）に放送されることが決定した。 【写真】全員参加のバドミントン変則マッチ 　25周年となる今回は、パリ五輪のさまざまな競技から最強メダリスト13人が参戦。石橋貴明率いる「チーム石橋」と、木梨憲武率いる「チーム木梨」に分かれて真っ向勝負に臨む。 　登場するのは「陸上 女子やり投」の北口榛花選手、「柔道」の阿部一二三選手、角田夏実選手、「体操男子」の岡慎之助選手、「バドミントン」のシダマツペア・志田千陽選手＆松山奈未選手、ワタガシペア・渡辺勇大選手＆東野有紗選手、「フェンシング」の宮脇花綸選手、永野雄大選手、さらに「卓球」の張本美和選手、「水泳 高飛込」の玉井陸斗選手、「近代五種」の佐藤大宗選手の13人。 　この豪華メンバーが「フェンシング対決」、卓球VSバドミントンの異種競技「スマッシュ的当て対決」「柔道対決」「バドミントン対決」のほか、優れた平衡感覚を競う「ぐるぐるバッド対決」まで、自身の競技だけでなく、『スポーツ王』ならではといえるまさに異色の5番勝負に挑む。 「フェンシング対決」では、見延和靖選手を解説に迎えて、両チームが相手チームのフェンシングメダリストに挑む。「チーム木梨」の金メダリスト・永野選手に挑むことになった石橋は、10年ぶりとなるフェンシングを前に、事前練習もしっかり行い気合十分。いざ勝負が始まると、長いリーチを武器に永野選手を攻め、木梨は思わず「相手は昨日今日始めたおじさんだぞ！（笑）」とツッコむ。 そんな中、「チーム石橋」は強力な助っ人を投入。永野選手にさらなる追い込みをかける。 「チーム木梨」は、銅メダルを獲得し、10年ぶりに『スポーツ王』に帰ってきた宮脇選手に挑む。「1本取られたら終わりなので…」と気を引き締める宮脇選手を前に、木梨は「イメトレはできています。必ず1本取る作戦がある！」と意気込む。その言葉どおり秘密の作戦を決行すべく、木梨は禁断のアイテムを繰り出す。さらに、フェンシングも含まれる「近代五種」で銀メダルを獲得、日本初のメダリストとなった佐藤大宗選手も宮脇選手と互角の戦いを見せて…。 「バドミントン対決」は、石橋＆志田選手の“タカシダペア”VS木梨＆東野選手の“ノリガシペア”で幕を開ける。いきなりタカシダペアがリードしたところで、木梨がタイムをかけ、渡辺選手と交代すると、シダVSワタガシの超絶ラリーにまったく動けなくなってしまった石橋がたまらず松山選手とチェンジ。いきなりシダマツVSワタガシという夢の対決が実現することに。ワタガシペアはパリ五輪後にペアを解消したが、この日限りの復活となる。 　パワフルなスマッシュの連続に、とんねるずやメダリストたちが興奮する中、渡辺選手は華麗なフェイントで一同を魅了する。 　そして、小学6年生の時にバドミントンの全国大会で団体戦優勝を果たしている北口選手も参戦。とても久々にラケットを握ったとは思えない力強いスマッシュで、メダリストたちを圧倒するが…。 　さらに、コートを広げて行う変則マッチには、とんねるず＆メダリストたちが全員参加。『スポーツ王』ならではの“デカラケット”も登場するなど、波乱の展開に。 　バドミントンと卓球の異種競技「スマッシュ的当て」では、シダマツペア、ワタガシペアがバドミントンで、張本選手は卓球で、それぞれ得点の書かれた的を狙う。すると、小さな的を狙うメダリストたちの正確なスマッシュがさく裂。会場を沸かせるほどの奇跡も巻き起こる。 　また、「柔道対決」では阿部選手率いる芸能人軍団が、金メダリスト・角田選手に挑む。そのメンバーは、柔道初段のウド鈴木、現在も道場に通う二段の浜谷健司（ハマカーン）、格闘技歴20年以上の実力者・鈴木拓（ドランクドラゴン）、ブラジリアン柔術の世界大会で王者に輝いた福島善成（ガリットチュウ）。制限時間の間に、角田選手が4人を倒したら「チーム木梨」の勝利となる。芸能界を代表するガチの強者たち相手に、角田選手は得意技の「巴投げ」を決めることができるのか。 　そのほか「水泳 高飛込」の玉井選手VS「体操」の岡選手が平衡感覚を競う「ぐるぐるバット対決」も実施。バットを額につけて5回回転した後、逆立ちでゴールを目指すという、普通なら真っすぐ歩くこともできない難易度の高いこの勝負。共に“回転”が重要となる競技でメダルを獲得した玉井選手と岡選手が披露する驚きの平衡感覚に注目だ。 　また、12月16日（月）午後6時30分から『スポーツ王』25年の総決算といえる特別編『25周年！とんねるずのスポーツ王は俺だ!!現役選手＆スポーツ関係者300人が選ぶスーパースターだらけの伝説名勝負ベスト25』を放送。現役選手やスポーツ関係者が“もう一度見たい！”と熱望する名場面をランキングで一挙大放出する。 　記念すべき2000年の初回放送では、ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズがまさかのヘリで登場。石橋＆木梨もテンション爆上がりで挑んだ奇跡の対決が実現した。また、2021年のマスターズ王者・松山英樹と石川遼が初共演した名勝負（2016年）、海を超え、ニューヨークで実現した松井秀喜（2016年）との「リアル野球BAN対決」、オリンピックで5つの金メダルを獲得したほか、数々の世界記録を樹立したイアン・ソープとの「水泳対決」（2002年）など、まさに“夢対決”の名にふさわしい名勝負を貴重な映像で振り返る。 　さらに、日本のスポーツ界躍進に大きく貢献したアスリートたちの証言とともに名場面を振り返るなど、貴重なラインナップがめじろ押し。長きにわたって番組をけん引するとんねるずは、名勝負の思い出話や（秘）ウラ話を暴露する。 ＜北口榛花選手（陸上・やり投） コメント＞ 初めて出演させていただいたんですが、久しぶりに自分の種目ではないスポーツにも挑戦できましたし、ほかの種目のトップアスリートのすごさも間近で見られて、本当に楽しかったです。 とんねるずのお二人がたくさん盛り上げてくださってありがたかったですし、タカさんとノリさんは、本当にスポーツを愛していらっしゃるんだなぁと思いました。久々にバドミントンにも挑戦しましたが、豪快に打ってしまった瞬間があって、自分でもビックリしました（笑）。でも、トップ選手の皆さんと一緒にプレーできてすごくいい思い出になりました。本業ではないので、温かい目で見守ってください！（笑） ＜宮脇花綸選手（フェンシング） コメント＞ 10年ぶりに出演させていただいたんですが、率直に「やっぱり面白いな」と思いました。フェンシングを本当に面白い対決にしていただいて、すごく楽しかったですし、あらためて「スポーツっていいな」と思いました。印象的だったのは、オールラウンダーの北口選手です。やり投ではない種目での活躍にぜひ注目してほしいです。 とんねるずのお二人は特徴がまったく違うんですよね。タカさんは体格もよくてスポーツに真剣ですし、ノリさんは工夫あふれる道具系を使って楽しんでいらっしゃる…そんなチームの色が出ていて本当に面白かったです。アスリートの目から見ても、「このスポーツはこういうところがすごいんだな」など、新しい発見がたくさん詰まった企画なので、ぜひ皆さんにも楽しんで見ていただきたいです。 ＜志田千陽選手（バドミントン） コメント＞ 今回が初めてだったので、やっぱり最初は緊張していたんです。でも、いつのまにか楽しんでいる自分がいて…本当に参加させていただけてよかったです。とんねるずのお二人はもちろん、ほかの選手の皆さんもすごく面白くて優しかったです。皆さんが気軽に話し掛けてくださったので、自分たちも楽しくお話しさせていただけて、一気に緊張がほぐれました。今まではあまりこういう機会がなかったので、本当に楽しかったです。そして、「スマッシュ的当て」では、私のパートナーがすごく活躍してくれると思うので、ぜひ注目してください！ ＜松山奈未選手（バドミントン）コメント＞ いろんな種目を間近で見ることができて、とても充実した1日でした。皆さんすごくレベルが高かったですし、本当に面白かったです！ タカさんをはじめ、「チーム石橋」の皆さんがたくさん話しかけてくださって、会話でも盛り上げてくださったので、私もとても心穏やかに参加することができました。最後までどっちが勝つか分からない勝負になりましたので、たっぷり楽しんでいただけると思います。ぜひ、ご覧ください！