松坂大輔氏 和田毅の引退は「驚いた」 寂しさいっぱい「野球選手としての松坂世代は終わるけれど…」
元西武の松坂大輔氏(44=スポニチ本紙評論家)が5日、キャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」(毎週月~金曜午後9時54分)にVTR出演。同日に現役引退を表明したソフトバンク・和田毅投手(43)をねぎらった。 和田は現役22年間で日米通算165勝をマーク。1980年生まれの「松坂世代」最後のNPB戦士だった。 松坂氏は「毅と初めて会ったのは甲子園の時ですけれど。その毅の現役生活が終わっちゃうのか…と、しばらく考えていましたけれどね」と寂し気。 「投げられている時のボールを見ていたら、僕はまだ投げられると思ってましたし。そういう決断をしたことに対して、最初は驚きはありました。辞めることに対して寂しい気持ちはあるんですが、引退おめでとうという言葉を本人に伝えさせてもらいました。僕としては“松坂世代”最後の選手として、ここまで投げ続けてくれてありがとうという感謝の気持ちです」と語った。 「僕自身が理想とする速さを感じさせないフォームでバッターに球の速さを体感させる投手」と理想の投手像だったと明かし、ともに代表入りした五輪やWBCでは「国際試合でも普段、ホークスで投げている姿も変わらないテンションで投げ続けられることがすごいなと思った」と回想。 「昨日、毅と話をさせてもらって。みんなが違った形で野球界を盛り上げていきたいなと話はしたので。野球選手としてのいわゆる“松坂世代”は終わるかもしれないですが、僕たちは違った形で野球界、スポーツ界を盛り上げていきたいという話をしました」と明かした。