“Bリーグ初制覇の立役者”や“206cmの高校生”が参戦…ホーバスジャパン未出場の日本代表候補9選手を徹底紹介!
▼牧隼利
生年月日:1997年12月14日(26歳) ポジション/身長・体重:PG・SG/188センチ・88キロ 所属:大阪エヴェッサ 福岡大学付属大濠高校、筑波大学と名門に所属し、その後は琉球ゴールデンキングスでプレー。今シーズンは大阪エヴェッサへ移籍。琉球では原則、ベンチから出てくる役割を担っていたが新天地では先発での出場が大半となっている。平均出場時間はプロ入り後最多となり、それに伴って大半のスタッツで自己最高を記録している。 シューティングガードが主なポジションだがボールハンドラーも担うことができ、アシストの能力も高い。フットワークを生かしたディフェンスにも長け、コーチからすれば使い勝手が良く、代表ではコンボガードの役割を担うことになりそうだ。日本代表はU16やU22といったアンダーカテゴリーのメンバーを経験しており、2017年にはU17ワールドカップに出場し八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ平均10.3得点を記録した。 文=永塚和志
▼大浦颯太
生年月日:1997年12月23日(26歳) ポジション/身長・体重:PG/182センチ・76キロ 所属:三遠ネオフェニックス パリ五輪前のディベロップメントキャプに引き続き、三遠ネオフェニックスのポイントガードとして同じポジションの佐々木隆成とそろって今回の代表候補に選ばれた。昨シーズンは故障で、欠場した佐々木の穴を埋める活躍でチームの躍進に貢献。元々、視野の広さからくるパスセンスに定評はあったものの、今シーズンは全試合ベンチからのスタートながら平均得点をキャリアで初めて2ケタに乗せている。 3ポイントの試投数はB1で7位となる平均6.1本を放ち、成功率も38.8パーセントと高確率をマーク。ディープな場所からもねじ込むシュート力を備える。今回の代表活動ではコンボガードを担う。ディフェンス力も高く、三遠とスタイルの近いホーバスHCのバスケットボールとの相性は良さそう。当人はトランジションの展開で力量を発揮したいと述べている。 文=永塚和志