“Bリーグ初制覇の立役者”や“206cmの高校生”が参戦…ホーバスジャパン未出場の日本代表候補9選手を徹底紹介!
▼山口颯斗
生年月日:1998年10月1日(26歳) ポジション/身長・体重:SG・SF/195センチ・90キロ 所属:長崎ヴェルカ 筑波大学時代にインカレで得点王に輝くなど、そのスコアリング能力の高さが注目されてきた山口颯斗。プロ入り後も順調に成長を続け、2023-24シーズンはキャリアハイとなる平均10.9得点をマークした。今夏加入した長崎ヴェルカでは、開幕からしばらくベンチスタートが主となっていたが、直近の4試合では先発に名を連ねるなど存在感を高めていた。 渡邊雄太(千葉ジェッツ)の不参加に伴い追加招集された今回の日本代表合宿は、山口にとって5月に行われたディベロップメントキャンプ以来の代表活動となる。得意のドライブやディフェンス、さらには今シーズン成功率45.7パーセントと好調の3ポイントなどオールラウンドな能力でアピールし、代表ロスターの座を勝ち取ることができるか。 文=バスケットボールキング編集部
▼角田太輝
生年月日:1999年9月28日(25歳) ポジション/身長・体重:SG/182センチ・79キロ 所属:佐賀バルーナーズ 高いシュート力から来る得点力が売りで、所属する佐賀のB1昇格などから徐々にその名を知られるようになっている。ボールハンドリングとパスで優れた能力も兼備。先発ポイントガードを担うことも増えており、1試合で11アシストをマークしたこともある。サイズがそこまであるわけではないもののディフェンスにも長け、大学時代から取り組んできた前から相手に激しくマークする守備ができ、スティールも多い。今シーズンは3ポイントが成功率44.4パーセントと非常に安定している。 パリ五輪前の若手中心の合宿にも参加しているが、シュート力、ディフェンス、ポイントガードとしてもプレーができることを勘案すると、ホーバスHCの打ち出してきたスタイルのゲームに合う可能性は秘めている。 文=永塚和志