SG「第28回賞金王決定戦」優勝の池田浩二インタビュー
ボートレース年末の大一番、SG「第28回賞金王決定戦」の優勝戦が23日、大阪市住之江区のボートレース住之江で行われ、1号艇の池田浩二(35)=愛知=がインコースから1マークを先に回って優勝。賞金1億円を手にして2年ぶり2度目の賞金王に輝いた。普段はクールな男だが、優勝会見はリップサービス全開。会場は爆笑の渦に巻き込まれた。 ―今の率直な気持ちは? 「ほっとはしてますね」 ―2年前に比べて変わったことは? 「今回に関してはそんなに緊張しなかった。もう楽に12Rまで待てましたね」 ―前回は緊張した? 「そうですね。落ち着かない面があったようですね」 ―2回目の方が重みがある? 「1回はたまたまで取れるかなと。2回、3回っていうのはなかなか取れないなって思うのでね」 ―周回展示の2マークのウイリーターンはすばらしかった 「自分で回ってても、押してるなあって感じがありました」 ―1マークは冷静に回れた? 「そうですね。様子を見ながらハンドルを入れました」 ―来年の目標は? 「ちょっと制度も変わると思うんですけど、また賞金王に名を残したいですね」 ―現在、賞金王3Vが最高なんですが、それ以上を目指す? 「体力が持つ限り(笑)」 ―今年を漢字一文字で表すと 「耐えるの「耐」ですね。いや、耐えてはいないんですけど、いろいろありましたから」 ―ヘルメットに書いてある「クローズユアアイ」と「ピースオブケイク」の意味を教えてください 「2つ目は僕もよく分かりません。後輩に「何か入れといて」って頼んだので。クローズユアアイは、その歌が好きで。長渕ですか。まあ、目を閉じてスタートしろと、じゃないとまくれないぞっていう意味を込めて(笑)」 ―生まれたお子さんにはどう伝えたいですか? 「もうちょっと大きくなってから、こういうことをやってて、こういう結果になったんだよって伝えたいですね」 ―1億円の使い道は? 「あんまり大きな買い物はしないと思います。関係者の方と食事にでも行きたいですね」 ―2年前の1億円はまだある? 「(左手を横に動かして)このまま税金です。今年もこのまま税金です」