文房具だけじゃない!キングジムが作った防災ギアは日常から使えるモノがいっぱい!
地震をはじめ自然災害はいつ発生するかわからないもの。とはいえ、備えをしておこうと思いつつ後回しにしてしまっている人も多いのでは? ならば、災害時に役立つ機能があるアイテムを日常的に使う“フェーズフリー(備えない防災)”を取り入れてみてはいかがでしょう? 「収納棚につける落下防止ネット」 この“フェーズフリー”アイテムに力を入れているのが、事務用品・文房具メーカーとして有名なキングジム。実は防災士の資格を持つ社員が11名在籍しており(※2024年8月時点)、防災ギアも重点的に開発しているのです。今回はフェーズフリーに役立つキングジム製品をピックアップして紹介します。
ライト、スリッパ、ネット、日々使えて災害時にも一役
1つ目は防犯ブザー付きポータブルライト「potara(ポタラ)」(2750円)。首掛け式のLEDライトと大音量(88dB)の防犯ブザーが一つになったアイテムです。普段は子供の通学時の防犯ブザーや、暗い夜道やアウトドアでのライト代わりに利用できます。 ライトの明るさは約17lxで足元まで照らせます。停電時のライト代わりになったり、被災時に自分の居場所を知らせるブザーとして利用可能。ストラップ付きなので、カバンに入れておいたり、暗所を通り際に首から掛けておけばフェーズフリーな防災アイテムとして役立ちます。 なお、防塵防水性能はIP64と台風や地震などの災害時に十分使えます。カラバリはシロ、クロ、ピンクの全3色。 2つ目は「日常で使える防災スリッパ」(4180円)。屋内で被災して避難する際に気をつけておきたいのが足元。地震などでモノが落下して割れたり散乱したりしているので、ケガをしやすい状況にあります。そのため防災アイテムで靴を常備することも言われますが、備えていなければ、このスリッパを日常的に使えばOK。 スリッパ本体のインソールに“耐踏抜き材”が入っており、釘や割れたガラス片を通しにくいため、避難時に怪我をしくい仕様。また、非常時はゴムバンドをかかとに回して固定することも可能。そのまま外へ急いで避難できます。サイズはM・Lの2種類から選べます。 3つ目は「収納棚につける落下防止ネット」(7700円~9680円)。オフィスの収納棚に設置しておけば、震度7相当の地震まで荷物や収納物の落下を防げます。ネットの設置方法は面ファスナーをまきつけるだけで簡単。棚板をまたがない設置方法の場合は、面ファスナー下部を上にスライドすればネットが折りたたまれ、棚の収納物を簡単に取り出せます。 フェーズフリーアイテムを日常的に利用しておけば、もしものときに防災グッズを焦って探さずに済むので安心です。
<文/&GP>