日本「アニメ」が世界を食らう 韓流・ハリウッド“頭打ち”で 超一流VCも“太鼓判”
2023年はちょうど「推しの子」と「アイドル」が出てきました。アニメと音楽のハイブリッドも出てきました。 いろいろ話題が話題を呼んで、アニメだけだったはずが、J-POPの音楽も来ています。 そしたら今度は実写の「ゴジラ-1.0」がすごく流行したというのが2024年の頭です。 僕はAnime Is Eating the WorldのAnimeにいろいろなものが代入できると思います。 結果 J-culture Is Eating the Worldと言っていいぐらい、裾が広くなっていることが驚きの部分です。 2023~2024年は「Anime Is Eating the World」が何を表しているかというと、日本と韓国が上がってきていたが、韓国は止まる一方、日本のアニメが上がり続けて、更にハリウッドがどんどん落ちてきた状況です。 また、韓国では「藤井風」や「imase」が聴かれたりしたのですが、実は韓国人自身が韓国のアーティストを覚えられなくなったという話も聞こえてきます。 野村: そうなんですね。韓国の方ですら、自国が出てくるものが覚えられなくなったのですね。 中山: 似すぎていたのでしょうね。成功モデルに対してキャッチアップの速さ=マーケティング力が強すぎるがゆえに、それに自分たちもやられてパターンのバリエーションが出しにくくなってしまったと。 野村: すごく面白いですねその話は。別に計算するわけじゃなくて、多様性がいいことだというふうに置いておくと、謎の化学反応がいっぱい生まれてくるみたいなことを日本はしていたのだろうなと思います。 中山: じゃないと「しかのこのこのここしたんたん」みたいなの出てこないですよね。 ■日本のコンテンツ産業がもっと巨大になるために必要なこと 野村: 一般化して言うと、日本は組織的にやるとか科学的にある再現性を持ってやるっていうのは比較的あんまり得意じゃない方だと思っています。 中山: そう思います。