豪紙「トランプ氏打倒を」 社説で警戒感あらわに 米大統領選
【シドニー時事】オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙は5日、米大統領選に関する社説で、「(共和党候補の)トランプ前大統領はわれわれの世界を脅かしており、打倒されなければならない」と主張した。 【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年 同紙はトランプ氏について、(1)支持者をあおって2021年の米議会襲撃事件を招いた(2)ロシアの侵攻を受けるウクライナを事実上見捨てようとしている(3)気候変動対応の国際協調に後ろ向き(4)豪産品を含む輸入品に追加関税を課す考え―などと指摘。「彼は民主主義、世界の安全保障、経済にとって危険だ」と警戒感をあらわにした。