【将棋】渡辺明九段、左膝の手術入院で「本当に残念で落ち込んだ」こと明かす「こんなに…」
将棋の渡辺明九段(40)が27日、X(旧ツイッター)を更新。左膝前十字靱帯再建の手術後の経過を報告した。 【写真】手術後の左足 「12月27日(金)前十字靱帯再建手術後7日目」と前置きした上で「今日、傷口のテープが取れました。かゆかったのでうれしいけと、傷口が突っ張る感じはあるなあ」と書き出した。 今回の手術で、ABEMA「将棋チャンネル」の「ABEMAトーナメント2025」には不出場となった。オリジナル対局企画「ABEMA地域対抗戦2025」で務めている関東Bの監督は交代する。「ABEMA地域対抗戦に出られないのは本当に残念で落ち込みました。こんな勉強になって、楽しい、最高なことはないんすよ。前回は豪華メンバーを率いての監督というプレッシャーで自然と勉強量が増えて、大会はダメでしたけど結果、王位戦に出ることができて」と心情を吐露。続けて「その矢先にケガをしたので、ついてないと感じましたけど、年齢(40)による筋力低下が要因だとしたら、いつか類似の負傷はしてたのかなと。筋力が衰えてる、そんな意識はないから20代~30代と同じことをしての負傷は自分くらいの年齢に多いそうです」とつづった。 さらに「ベッドからおりて行動する時と就寝時はガッチリとした装具で固定、足が自力では上がらないので、手で運んで動かします。装具はあと何日かで軽装化するので、この重装版はどうするのかと聞いたら、持ち帰るそうで」と記述した上で、病院側とのやりとりを披露。「スーツケースに入らない上に今後、使います?」「ご自身がまたケガされるかもしれませんし、知り合いがケガした時に差し上げてもらっても」と書き連ね「どっちも嫌なんですけど笑 佐々木勇気にあげようかなあ、前十字靱帯のケガが多いバスケとスキー やってるし。彼がやってるのはスノボ か?」と締めくくった。 日本将棋連盟は左膝の手術のため、19日から来年1月20日まで休場すると発表。渡辺もXを通じ「左膝・前十字靱帯再建の手術入院のため、1か月ほど休場させて頂くことになりました」と言及。そして「6月に予定していた手術を回避してやってきて、状態はそんなに悪くなかったのですが、11月頃に悪化して、このままいくのは難しいと感じるようになりました。そこから手術の日程を探した結果、棋戦など多方面に調整等でご迷惑をお掛けして申し訳ありません」とつづった。左膝負傷の要因はフットサルと明かしている。