広島カープ ドラフト1位 青山学院大・佐々木泰の原点とは… 地元・岐阜への帰省にカメラが密着
佐々木泰 選手 「それで明宝ハム」 母 佐々木純子 さん 「子どもが帰ってきて。『お母さん、明宝ハム!』って言ったもんで、明宝ハムを買いに行った覚えがあります。思い出しました。常に明宝ハムをおかずにご飯食べていました」 ドラフト1位・佐々木泰を作ったもう一つの原点は、自宅のすぐ隣にあります。もともとは父・貴さんが営む会社の工場があったこの場所が、佐々木が小学生だったある日、室内練習場に変わりました。 当時の様子について4歳上の兄・省一さんは、はっきり覚えています。 4つ上の兄 佐々木省一 さん 「サプライズで父親が作っていて、野球の練習が終わったかなにかのタイミングで『どうだ、これは!』っていうので見せてもらったんですけども、ぼくよりも弟の方がはしゃいでるような感じで、これはすごいっていうので」 父 佐々木貴 さん 「きっと2人とも喜んでくれるだろうなという思いで、必死になってやったのを覚えていますね」 バッティングマシンも設置された室内練習場。放課後にはチームメイトが集まって切磋琢磨する場所となり、佐々木が高校を卒業するまで毎日、打球音が響きました。 「ドラ1、おめでとう!」ー。中学時代の恩師と仲間との食事会。佐々木の成長についての話題で盛り上がりました。 中学時代のコーチ 土居松太郎 さん 「当時、『(岐阜)ボーイズ』のときは、めちゃくちゃ足遅いんですよ。速いイメージないやろ」 中学・高校時代のチームメイト 服部圭吾 さん 「いや、めっちゃ気になったんすよ、おれも。高校入ってからめっちゃ速くなった。マジで速くなった」 佐々木泰 選手 「大学生になってから下半身のトレーニングをめっちゃして…」 土居松太郎 さん 「それ、教えてほしい。どんなトレーニングであんなに速くなるん?」 佐々木泰 選手 「スクワット。あとボックスジャンプします」 このお店にも、佐々木の身体を作った岐阜名物の明宝ハム。応援してくれる地元の仲間との時間を過ごし、カープの新たな背番号「10」は英気を養いました。 佐々木泰 選手 「10番。こんないい番号をもらえると思っていなかったので、この番号に恥じないようにというか、広島の10番といえば佐々木泰と思ってもらえるようなプレイヤーになりたいという思いが一番強いです」
中国放送
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