【天皇賞秋・生情報】前年2着馬のVなし…ジャスティンパレスがジンクス打破に向けて虎視眈々
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 昨年の当レースで後方からよく伸び、イクイノックスの2着に好走したジャスティンパレス(牡5・杉山晴)。輸送を控えた25日は、栗東坂路を軽く1本(4ハロン68・1―15・5秒)というメニューを消化した。杉山晴調教師は「ピリッとし過ぎているかな…と思ったけど、今日は落ち着いていて良かったです。やれるだけのことはやってきました」と愛馬の気配に納得の口ぶりだ。 今回は11番枠からのスタート。この点はトレーナーも心得たもので「あとはゲートが課題ですが、そこは(坂井)ジョッキーと相談して任せます」と若き名手の手綱に期待を寄せた。 秋の天皇賞が2000メートルになった1984年以降、前年2着馬によるVはまだない。しかし、延べ18頭による挑戦のうち13頭は2~5着と好走している。昨春の天皇賞勝ち馬でもあり、盾が懸かったレースには縁があるジャスティンパレスが、このジンクスを打ち破るかもしれない。
東スポ競馬編集部