メインレースは濱野谷憲吾が5コースから鮮やかなまくり差しで勝利/ボートレース平和島
ボートレース平和島の「第63回サンケイスポーツ杯争奪第54回東京ダービー」は4日に初日を迎えた。今年の正月開催は例年より1日遅れで開幕。天候にも恵まれ、本場の指定席券売り場には開門前から長蛇の列ができる盛況ぶりだった。 A2級に降格後、久々のレースとなった濱野谷憲吾は6Rに登場。まくりでレースを作るも1マークで流れてしまい、高橋二朗との接戦に敗れて4着に終わった。レース後は75歳のベテラン高橋二に対し、観客から拍手が送られた。 濱野谷は後半のメインカード12R「新春特別選抜」にも登場。昨年2月の地区選の優勝戦で勝利した時と同じ5枠から登場し、5コースから鮮やかなまくり差しを披露。見事に先頭に立ち、3連単2万円台の好配当を演出した。ファンや穴党からは大きな歓声が上がった。 2日目のメインカードは12R「東京ベイ選抜」。出場する6選手全員が初日2連対と好スタートを切っている。特に佐藤隆太郎は1枠無しの連勝と、最高の滑り出しを見せた。東京ベイ選抜は2枠で、1枠の宮之原輝紀にプレッシャーをかける存在となりそうだ。
マクール