ガン治療を乗り越え…ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃一家の2024年を振り返る
*この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 【画像】ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にとって試練の2024年 1月、キャサリン皇太子妃は「予定されていた腹部の手術」のために入院した。その2ヶ月後、彼女はがんを患っていることを発表した。キャサリン皇太子妃と夫ウィリアム皇太子の「困難な一年」を振り返る。 ウィンザー家にとって、2024年は完全な沈黙の中で始まった。今年初めの寒い日々、ケンジントン宮殿が1月17日にキャサリン皇太子妃の入院を発表して以来、イギリス全土には鈍くて不透明な沈黙が響いていた。彼女は前日、ロンドンクリニックで「予定されていた腹部の手術」を受けるために入院したという。宮殿はその後、他の詳細は明らかにせず、キャサリン皇太子妃が「自身の医療情報はプライベートに保たれることを希望している」との「願い」を伝えた。しかし、この要望があっても、タブロイド紙はあれこれと憶測を繰り広げた。キャサリン皇太子妃は本当に何に苦しんでいるのか? 1月29日、彼女が退院し、ウィンザーの自宅に戻ったと報じられたが、その帰宅がいつ行われたのかは明記されなかった。そして、最終的に発表が行われた。衝撃が走ったと言っても過言ではない。多くの憶測の末、加工された写真に関連するスキャンダルも起こった。 3月22日(金)、キャサリン皇太子妃は、年初に受けた腹部手術後にがんが発見されたことを明らかにした。「1月にロンドンで大きな腹部手術を受けました。その時、私の状態はがんではないと言われました」と、彼女は、ソーシャルメディアに公開された動画で凛とした態度で語り始めた。「手術は成功裏に終わりました。しかし、手術後に行った検査でがんが発見されました。私の医療チームは、予防的な化学療法を受けるよう勧めてくれました。現在、その治療の初期段階にあります。」