韓国女子代表のシン・サンウ監督(Kaoru WATANABE/GEKISAKA)

[10.26 国際親善試合 日本女子 4-0 韓国女子 国立] 　自身の初陣となった日韓戦に0-4で敗れた韓国女子代表のシン・サンウ監督は「日本は強いチームだった」と完敗を認めたうえで、「敗れはしたが、前向きに思うことができる部分もあった」と強調した。 【写真】「かわいい3人」「癒されます」…影山優佳さんがなでしこ戦士との3ショット公開 　今月10日にコリン·ベル前監督の後任として就任したばかり。「選手が一緒に練習して3日しか経っていないが、いい姿を見せてくれた。これからいい方向に向かっていけるのではないか」と手応えを口にし、「後半から入った若い選手たちが日本相手に恐れることなく、自信を持ってプレーしている姿を見て、可能性があると思った」と指摘。「今回、海外組の選手がケガでほとんど出場していない。海外組の選手と後半に可能性を見せてくれた若い選手をうまく融合できれば強いチームになると思った」と自信を見せた。 　日本については「映像で見たときも上手いなと思ったが、実際に目の当たりにすると、細やかな動きや身のこなしが優れていて、サッカーを非常に楽にやっている、簡単にやっている印象を受けた。そこが日本サッカーらしい部分ではないかと思う」と指摘。印象に残った選手はいたかという質問には「守備の部分でDFの選手に素晴らしい選手がそろっていると思った。印象的だったのはGKの山下選手、4番の熊谷選手、8番の清家選手」と挙げた。