マツダ コスモスポーツ(昭和42/1967年5月発売・L10A型) 【昭和の名車・完全版ダイジェスト038】
SHOW MODEL
コスモスポーツはモーターショーでは人気を集めていた。クラウンやセドリックの車両価格が100万円ほどの時代に、158万円(後期モデル)のスポーツカーは憧れの的。写真は昭和39(1964)年の東京モーターショー。堂々と展示されているが、まだ開発中だった。コスモスポーツは、累計1176台作られている。
MOTORSPORT
ロータリーエンジンを搭載した世界初の量産車となったコスモスポーツは、昭和43(1968)年8月、ニュルブルクリンクで開催されたマラソン・デ・ラ・ルート84時間耐久レースに出場。過酷なマラソンレースで、ポルシェ、ランチアに次ぐ4位に入賞、ロータリーエンジンの性能の高さをアピールした。
マツダ コスモスポーツ(L10A型)諸元
●全長×全幅×全高:4140×1595×1165)mm ●ホイールベース:2200mm ●車両重量:940kg ●エンジン型式・種類:10A型・2ローター ●排気量:491cc × 2 ●最高出力:110ps/7000rpm ●最大トルク:13.3kgm/3500rpm ●トランスミッション:4速MT ●タイヤサイズ:6.45-14-4PR ●新車価格:148万円
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