日本アカデミー賞受賞が転機!福本莉子 次なる目標は大河ドラマや朝ドラ出演「でもまだ足りないものがある。もっと深みのある人間に」
福本莉子さんが、俳優としての転機や今後の目標を語りました。 2016年に『第8回「東宝シンデレラ」オーディション』でグランプリを受賞し、2018年にスクリーンデビューした福本さん。 【写真】大河ドラマや朝ドラ、次の目標を語る福本莉子の写真を見る 『消えた初恋』(テレビ朝日)、『トリリオンゲーム』(TBS)、『ONDAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ)、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)、『ディア・ファミリー』(2024年)など、多くの話題作に出演。 透明感あふれるキャラクターも、公開中の映画『室井慎次』で見せる日向杏役のような不気味なキャラクターも引き受け、そのふり幅の大きさが注目されています。 現在、ドラマ『全領域異常解決室』に出演している福本さんにインタビュー。芝居をする際に大切にしていること、現場の“好き”な瞬間、そして2024年を振り返っての感想を聞きました。
福本莉子「皆さんとお話させていただくことがすごく楽しい」
──芝居をする際に大切にしていること、ルーティンはありますか? 相手の表情や、そのとき発せられる言葉に集中することを大切にしています。 撮影前にいろいろと準備はしますが、文字ばかり読んでいると、そこに捉(とら)われてしまいますから、セリフは頭に入れつつも、現場で“感じる”余裕はちゃんと残しておかないといけないなと思っています。 ──忙しそうな時でも笑顔がステキな福本さん。笑顔の秘訣や源があれば教えてください。 人見知りはあまりなくて、人と話すことが大好きなんです。だから、忙しくても笑顔でいられるのでしょうか。 小さい頃から見ていた藤原竜也さんや小日向文世さんと一緒にお芝居できることもうれしいですし、ついいろいろと聞きたくなってしまうんですよね(笑)。 先日も藤原さんに「どれくらい前からセリフを入れているんですか?」と質問させていただきました。皆さんとお話させていただくことがすごく楽しくて、それが笑顔につながっているかもしれません。 ──やはり共演者の皆さんとは、お芝居の話をすることが多いですか? お芝居の話はもちろん、休日の過ごし方の話もします。 今、お芝居をするときのルーティンを聞いてくださいましたけど、それも聞いてみたかったんです。だから、今質問されて「私!?」と思っちゃいました(笑)。すごく気になるので、今度、皆さんに聞いてみようと思います!