桂林寛が好素性機を引き当て大暴れの予感が漂う/ボートレース下関
ボートレース下関の「にっぽん未来プロジェクト競走in下関」は21日に開幕する。 今節からキャブレター凍結対策として温水パイプを使用する。前検ではエンジン抽選が行われ、好素性機を引き当てたのは桂林寛、相原利章、小林京平、川村正輝、寺嶋雄で、野中一平も最近好調なエンジンを得た。桂林は「スタートが勘より早かった。整備士さんにもいいエンジンだと言われた。信頼して何もしないで乗ると思う。パイプが付いたので、その調整くらい」とコメントし、大暴れの予感が漂う。 相原は今期調子が悪いが、今節はパワーのあるエンジンで期待が持てる。「ペラは少し叩いた。最近いいエンジンを引けなかったが、今回は乗って力強さを感じた。スタートも良く、そのあたりの足がいいのかも」と話していた。 一方、当地を得意とする海野康志郎は、またしても平凡なエンジンを引いてしまったが、それでも結果を出すことが多い。「つまらんわ。『おっ』と言わせるエンジンを引きたい。スタートはバラバラでよく分からないが、出て行く感じはない。ただ、エンジンの数字を考えるとそこまで悪くはないのかも。整備を含めて調整は考える。優勝だけをシビアに狙っていく」と気合十分。初日の12R「ドリーム戦」では得意の3号艇で、まくり差しによる逆転を狙う構えだ。
マクール