今や100社に…「退職代行サービス」利用者のホンネ 3位「トラブルに」2位「言い出せない」、1位は?【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
需要の拡大とともにサービスを提供する会社も増えてきた「退職代行」。年末年始の休みが明けた6日、過去最多の依頼を受けた会社もありました。今や身近な存在になったサービスですが、どんな人が利用し、依頼する理由にはどんなものがあるのでしょうか? そこで今回の#みんなのギモンでは、「利用者急増 退職代行なぜ使う?」をテーマに解説します。
■実際に代行を依頼した人たちの声
山崎誠アナウンサー 「退職したい旨を本人に代わり伝えてくれる退職代行のサービスですが、なぜ利用者が増えているのか、その理由を探りました。退職代行サービス『モームリ』に6日、実際に代行を依頼した方の声です」 「『職場で倒れ、点滴を打った後に働かされた』『退職の相談に対して“今無理”“~があるから終わってから”と拒否されたり放置されたりした』『しんどくても人前だと元気を装ってしまい、相談できなかった』」 「こうした理由で、6日だけで256件という過去最多の依頼があったといいます。これまでは1日に約180件だったのでかなり増えました」 「この年末年始は(最大で)9連休というのもありましたが、担当者は『長い休みで人間関係を思い返して退職を考える人が増えた印象だ』と話していました」 斎藤佑樹キャスター 「辞め方の選択肢が増えたというのはいいと思うんですけど、1日でこの数というのは驚きですね」 山崎アナウンサー 「この会社にお願いした方だけでこの数ですからね。256件全て連絡を取り、退職が決まったということです。どういった形で企業側と連絡を取るのか。去年5月に取材した時の映像があります」
■企業側が了承→本人が退職届を郵送
担当者 「お世話になります。こちら退職代行モームリです。御社にお勤めの依頼者さまの退職の件でご連絡いたしました。神奈川の所長に対してはトラウマが強かったとお伺いしております」 山崎アナウンサー 「ケースバイケースですがこのように理由を伝えることもあります。電話の相手もケースバイケースですが、人事や、退職の意向を示した方の直接の上長の場合もあるそうです」 「弁護士監修のもと電話などで退職したい意向を伝え、企業側が了承したら、その後は本人が退職届を郵送するといった流れだそうです。辞めるという話(をするのは)代わってもらえますが、その後の手続きは(自分で)することになります」