今や100社に…「退職代行サービス」利用者のホンネ 3位「トラブルに」2位「言い出せない」、1位は?【#みんなのギモン】
■金銭に関わるケースだと弁護士を紹介
山崎アナウンサー 「依頼費用は正社員だと2万2000円、アルバイトは1万2000円ということです」 鈴江奈々アナウンサー 「(依頼者の)声を聞いていると、代行サービスを使ってもなかなかスムーズにいかないケースもあったんじゃないかなという気もしますが…」 山崎アナウンサー 「罵声を浴びせられることも少なくないそうですが、会社側は法律上拒否できないので、退職はできます。ただ、給料を前借りしている、未払いがある状態など、金銭に関わると代行だけでは解決できないため、弁護士を紹介するケースもあるそうです」 「7日も依頼があったかモームリに取材すると、午前11時の時点で96件でした。『朝だけでこんなに?』と思いますが、出勤前の朝の依頼が数としては多いそうです」 森圭介アナウンサー 「会社に行く前に、ちょっと行くのが難しいからお願いするということですね」 山崎アナウンサー 「それも1つ理由にあるそうです。これらの依頼数は、モームリ1社だけのものです」
■年代・職種別では…どんな人が利用?
山崎アナウンサー 「退職代行のサービスをしている会社は、規模も様々だと思いますが、100社ぐらいあるそうです」 森アナウンサー 「それだけニーズがあるということですね」 山崎アナウンサー 「どれぐらいの需要があるのか。去年1月~6月に退職代行サービスを利用して退職した人がいたかどうか、1600人の採用担当者にマイナビが聞いたところ、『いた』と答えたのは23.2%。4分の1ぐらいいました」 森アナウンサー 「当たり前になりつつあるということですか…」 刈川くるみキャスター 「この退職代行サービスは最近よく聞くようになりましたが、実際に利用するのは若い方が多いんでしょうか?」 山崎アナウンサー 「去年7月までの1年間に転職活動をする中で退職代行を利用した人を年代別で見ると、最も多いのは20代で18.6%でした。30代と40代もそれに近い割合ですが、50代も4.4%いました(回答数800人)」 「職種別で見ると、最も多かったのは営業で25.9%。次いでクリエーター・エンジニアが18.8%。3番目に多かったのは企画・経営・管理・事務で17.0%でした」