【高校ゴルフ】男子は大阪学院大高、女子は滝川第二が優勝<関西高校ゴルフ対抗戦>
<令和6年度関西高校ゴルフ対抗戦◇4日◇北六甲カントリー倶楽部東コース=男子・6863ヤード・パー72、女子・6368ヤード・パー72◇参加 男子13校、女子10 校> 8月に行われる「全国高校ゴルフ選手権大会」(8月5日開幕・サンヒルズカントリークラブ<栃木県>)につながる「関西高校ゴルフ対抗戦」の2日目が4日に行われ、男子は大阪・大阪学院大高、女子は兵庫・滝川第二高校が優勝した。 男子は今大会の上位5校、女子は上位6校が、8月に行われる全国高等学校ゴルフ選手権大会団体の部(8月5、6日)への出場を決めた。 <全国大会出場校> *男子の部 1位 大阪学院大高(大阪)435 2位 興國(大阪)439 3位 東大阪大柏原(大阪) 447 4位 日ノ本学園(兵庫)447 5位 大阪桐蔭(大阪)450 (以上5校) *女子の部 1位 滝川第二(兵庫) 440 2位 E C C学園(滋賀) 445 3位 ルネサンス大阪(大阪) 454 4位 日ノ本学園(兵庫) 455 5位 奈良育英(奈良) 460 6位 大阪桐蔭(大阪) 461 (以上6校)
「偉大な先輩・古江彩佳さん、安田祐香さんたち以来の団体戦日本一を」
女子は、滝川第二が3年ぶりの優勝を果たし、全国大会出場を決めた。チームを引っ張ったのは、キャプテンの鳥居さくら(3年)。初日は個人でも2アンダーで全体のトップ、2日目も2オーバーながら3位と奮闘した。「下級生主体のチームで、自分が引っ張らないといけないので、いつも以上に疲れました。それでも、キャプテンになって一番の意気込みが、関西で個人戦だけでなく団体戦でも優勝することだったので、その一つが叶ってよかった。」と安堵の表情を浮かべた。 2018年には、現在プロで活躍する古江彩佳、安田祐香らを擁し、全国制覇を成し遂げた名門だが、鳥居が入学後は、去年は7位、一昨年は6位と、ここ数年、優勝からは遠ざかっている。「プロで活躍している先輩たちの世代は全国優勝しているので、鳥居の時も優勝したと言われるように頑張りたい。優勝を目指して、みんなで楽しめたらと思います。」と最後は表情を引き締めた。