【インフル感染爆発】感染力がとにかく強い『pdm09型』 ピークは見えずさらに感染者拡大の可能性も? 予防の"見落としがち"なポイントとは?【医師が解説】
予防法はやっぱりコレ! マスクでリスクを“20分の1”に
効果的な予防方法はやはり『手洗い』『マスク』だといいます。 手洗いのポイントは石鹸などで30秒以上かけて洗うこと。寒くなり乾燥して手荒れが心配ですが、手荒れをしていると細菌の繁殖も多くなりウイルスが付着しやすくなるということです。手洗いと保湿をセットで行うのが重要だといいます。 マスクについて、京都工芸繊維大学の山川勝史教授に聞きました。正しく装着すると、飛沫の飛散を5分の1に減らすことができるといいます。そして吸い込みも4分の1に減らすことができ、リスクを20分の1に減らすことができるとうです。ポイントは、鼻の部分をぎゅっと押さえて漏れがなくすること。さらに、1人だけがマスクをつけても効果は薄く、多くの人がつけることでリスク軽減につながるといいます。
鼻うがいは効果ある?水野医師の見解は…
水野医師に、他の気になるポイントをいくつか聞きました。 Q、手洗いやマスクに加えて、毎日鼻うがいをしていますが効果はありますか? ―――家に帰った時だけでは意味ないかなと思いますが。あまりやりすぎると粘膜が傷つく恐れもありますが、数時間おきにやらないと有効ではないと思います。 Q、年末年始に病院が開いていない時期に熱を出してしまうことがあると思いますが、なにか事前にできることはありますか? ―――解熱剤やせき止めを常備しておくのが重要ですし、休日診療を行っている病院の情報を持っておくのが大事だと思います。 年末年始お出かけする方も多いと思いますから皆さん体調にくれぐれもお気をつけください。