男子バレー日本代表、47年ぶりの銀メダル!福澤達哉さん「まだまだ伸びしろしかない」【ネーションズリーグ総括】
土井アナ:フランス0対2からひっくり返して勝った。アメリカ戦ではメンバーを変えたけど勝った。 福澤さん:そういった粘りっていう所が今、世界で戦っていく上での生命線になってるっていうところをしっかりと証明してくれた、そういったラウンドでもあったと思うので。今思い返すと、ブラジルラウンド、福岡、そしてフィリピンと確実に選手の調子は上がってきた中で、ファイナルラウンドに挑むっていう、そういった所の成長をネーションズリーグの1か月半を通して見せてくれたので、それを感じられるのも楽しかったですよね。 土井アナ:チーム力の向上、選手層の厚さ、そして穴がどんどん無くなっていく、日本のチームが完成に向かって進んでるというのが本当に感じられた大会でしたね。 福澤さん:そうですね、ファンも含めて全員が日本のオリンピックに向けて着実に一歩ずつ階段を踏んでいってるっていう、そういった感覚があったんじゃないかなと思いますね。 土井アナ:その階段の先にオリンピックがあります。日本がメダルを手にするためには、どんなところがカギになるでしょう? 福澤アナ:ファイナルで勝つことの意味。どういった部分が、最後勝ち切れるかどうかっていう所を、今、選手がまた一段上のレベルで感じたと思うんですよね。この1点を取り切れるかどうか、流れをつかみきれるかどうか。それがメダルを取るために大事なんだっていうことを得たわけなんですけども、銀メダル、本当に素晴らしいことだと思うんですけど 銀メダルは、唯一負けて取るメダルなんですよ。 土井アナ:そうなんですよね、銅メダルマッチは勝って取りますが、金と銀は、勝ちが金、負けが銀なんですよね。 福澤さん:ただ、この負けた銀メダルっていう所には、次は金を取るっていう気持ちと、どこでそれが取れるんだよっていう経験がそのメダルの上に乗っかってるわけじゃないですか。それを得た日本が、そのまま勢いでオリンピックに向かう。これはもう期待しかないですよね。