角田裕毅、F1サンパウロGPで予選3番手:これまで予選トップ5を記録した日本人ドライバーは5人
■中嶋一貴
5番手:2009年イギリスGP(ウイリアムズ) 勢力図が一気に変わった2009年のF1。前年限りで撤退したホンダを引き継いで参戦した新チームのブラウンGPと、前年までは中団グループの一角に過ぎなかったレッドブルがトップ2チームとなり、フェラーリやマクラーレンといったそれまでのトップチームは苦戦を強いられた。 中嶋はこの年フル参戦2年目。所属チームはウイリアムズで、チームメイトは後にF1ワールドチャンピオンに輝くニコ・ロズベルグだった。 ロズベルグはコンスタントに入賞しランキング7位で終えた一方、中嶋は結局入賞0回でシーズンを終えてしまう。しかし予選では速さを見せ、トップ10入り5回。それ以外のグランプリでも、11~13番手7回と、比較的安定していたと言える(この年は全17戦)。 そんな中、イギリスGPでは自身最高の5番グリッドを獲得。Q1では首位、Q3でも同年のチャンピオンとなるジェンソン・バトンを上回った。
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