三菱UFJ銀行“貸金庫問題”で半沢頭取が謝罪 20人弱に補償も被害拡大の恐れ
All Nippon NewsNetwork(ANN)
三菱UFJ銀行の貸金庫から現金など十数億円相当が盗まれた問題で、半沢頭取が問題発覚後、初めて記者会見して謝罪しました。 三菱UFJ銀行 半沢淳一頭取 「お客様や関係者の皆様に心よりおわびを申し上げます」 三菱UFJ銀行によりますと、40代の女性行員は支店の課長職としてスペアキーを管理する責任者の立場を悪用し、貸金庫を開けて金品を盗み出していました。 女性行員は貸金庫に関する利用客からの問い合わせを1人で担っていて、発覚を遅らせるかのような対応を取っていたケースもあるということです。 動機については「投資などに流用した」と説明しているとしています。 三菱UFJ銀行は被害に遭った可能性が高い利用者およそ60人のうち、20人弱についてはすでにおよそ3億円を補償したとしていますが、被害を受けた可能性がある別の数十人から相談を受けていて、被害はさらに拡大する恐れがあります。 半沢頭取は自身の経営責任について「原因の分析と再発防止策の策定が最大の責務」として明言を避けました。
テレビ朝日