大阪ブルテオンが連勝で首位。ジェイテクトSTINGS愛知は2位に後退。SVリーグ 男子第10節
天皇杯を制覇したサントリーサンバーズ大阪は、ホームのエディオンアリーナ大阪に、前節のリターンマッチとなるウルフドッグス名古屋を迎えると、29日開催となったGAME1では序盤から試合の主導権を握り、最初の2セットを奪取する。
これに対し、後がなくなったWD名古屋は、ニミル アブデルアジズ、水町泰杜、ティネ ウルナウトの攻撃力を前面に押し出し反撃に転じると、第3セットから3セットを連取し、難敵から大逆転での勝利を掴み取った。
翌日のGAME2はサントリーが天皇杯王者の意地を見せ、天皇杯MVPの高橋藍(高ははしご高)とドミトリー ムセルスキーにボールを集めるなかセットカウント3-1で勝利。互いに1勝を分け合ったことで、WD名古屋は3位、サントリーは4位で新年を迎えることになった。
前節、強豪大阪Bから1勝を挙げ勢いに乗る東京GBは、アウェイでVC長野トライデンツと対戦。GAME1では、2セット連続でデュースを制した東京GBが、そのまま第3セットも奪取。ストレートで勝利を収めると、GAME2も序盤の一進一退の攻防を制した東京GBが3セットを連取し、前節から3試合連続でのストレート勝利を飾った。
岩手県の紫波町総合体育館で開催された東レアローズ静岡と日本製鉄堺ブレイザーズの対戦は、シャロン バーノンエバンズと、ルチアーノ パロンスキーの高い攻撃力を武器とする日鉄堺BZがGAME1をセットカウント3-1で制するも、GAME2では強力なサーブを軸にゲームを組み立てた東レ静岡がフルセットの末、勝利を挙げ、1勝を分け合う形となった。
【SVリーグ 男子第10節の結果】 ◆12/27(金) ◯大阪ブルテオン 3-0 ヴォレアス北海道● ◆12/28(土) ●東レアローズ静岡 1-3 日本製鉄堺ブレイザーズ◯ ●VC長野トライデンツ 0-3 東京グレートベアーズ◯ ◯ジェイテクトSTINGS愛知 3-1 広島サンダーズ● ◯大阪ブルテオン 3-1 ヴォレアス北海道● ◆12/29(日) ◯東レアローズ静岡 3-2 日本製鉄堺ブレイザーズ● ●VC長野トライデンツ 0-3 東京グレートベアーズ◯ ●サントリーサンバーズ大阪 2-3 ウルフドッグス名古屋◯ ●ジェイテクトSTINGS愛知 2-3 広島サンダーズ◯ ◆12/30(月) ◯サントリーサンバーズ大阪 3-1 ウルフドッグス名古屋●
◆SVリーグ 順位表(第10節終了時点) 1位 大阪B 15勝3敗 2位 STINGS愛知 16勝4敗 3位 WD名古屋 14勝6敗 4位 サントリー 12勝6敗 5位 東京GB 12勝8敗 6位 広島TH 8勝12敗 7位 日鉄堺BZ 7勝11敗 8位 東レ静岡 5勝13敗 9位 VC長野 4勝14敗 10位 ヴォレアス 1勝17敗
J SPORTS 編集部