写真：クラウド Watch

　メシウス株式会社は8日、業務アプリケーション開発に便利なデスクトップ／Web／モバイル用の.NETコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne」の新バージョン「ComponentOne 2024J v2」を1月15日にリリースすると発表した。 　ComponentOne 2024J v2では、「ComponentOne for .NET MAUI」エディションを新たに提供する。.NET MAUIは、プログラミング言語「C#」と「XAML」を使用して、ネイティブモバイルアプリとデスクトップアプリが開発できるフレームワーク。単一の共有コードベースから、Windows、macOS、Android、iOSを対象としたアプリケーションを開発できる。 　ComponentOne for .NET MAUIでは、データグリッドやチャート、カレンダーなど、業務アプリケーション開発に不可欠なさまざまなUIコントロールを提供する。これにより、.NET MAUIを利用したアプリケーション開発において、直感的で使いやすいUIを効率的に構築できる。 　また、マイクロソフトが2024年11月12日にリリースした最新のアプリケーションフレームワーク「.NET 9」に対応した。ComponentOneを利用して開発されたアプリケーションを.NET 9に対応させることで、パフォーマンス向上やセキュリティ強化が期待できる。 　このほか、サーバーOSの最新版「Windows Server 2025」のサポートや、Microsoft 365テーマへの対応レポート（FlexReport、SSRS）とPDFドキュメントを表示できる「FlexViewer」コントロールの追加などを行っている。 　ComponentOne 2024J v2は、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の1開発ライセンスの価格（税込）は、初回が22万円、更新が11万円。