2つの質問で、4つの性格タイプがわかる。基本性格やストレスの原因、喜ぶ褒め方を紹介
誰かの言動にモヤっとすることはありませんか?人間関係研究家の稲葉真由美さんいわく、「嫌なヤツ、あの人とは合わない」と思っていた相手でも「受け止め方」を変えるだけで、その見え方は180度変わるとのこと。今回は、4つの性格タイプをご紹介します。 【図】2つの軸をもとに分けた、4つの性格タイプ。あなたはどれに当てはまる? * * * * * * * ◆あなたの性格タイプは? あなたの性格タイプを知りましょう。「性格統計学」に基づいて、4つのタイプのどれに当てはまるのかを診断していきます。 次の2つの質問について、考えすぎず直感で答えてください。 〈質問〉 1,朝に「晩ご飯はカレーだよ」と聞いていましたが、帰ってみるとメニューがハンバーグに変更されていました。あなたはどう感じますか? A「あれ? カレーじゃなかったの?」とちょっとがっかり B「ハンバーグになったんだ。ふーん」とあまり気にしない 1,友達とレストランに来ました。あなたはもう食べたいものは決まっていましたが、そのレストランには「二人で同じメニューを頼まなければいけない」という変わったルールがありました。あなたはどうしますか?※あなたはどうしたいのか、本音で答えてください A 相手が食べたいものを聞いて合わせる B 自分が食べたいものを伝えて相談する 〈診断結果〉 (1)A(2)A …… ピース・プランニング (1)A(2)B …… ロジカル (1)B(2)A …… ピース・フレキシブル (1)B(2)B …… ビジョン
◆2つの軸でわかる性格タイプ 性格統計学では、2つの軸をもとに、性格タイプを4つに分けて考えます。 縦軸は「相手軸」か「自分軸」か、どちらが動機になるかを表しています。 相手軸の人は「あなたはどうしたい?」と相手が主語になります。自分を主張するよりも相手に合わせることが心地いいと感じます。 反対に自分軸の人は「私はね」と主語が自分になりやすいです。自己主張がはっきりとあり、物事を自分の視点からとらえます。 横軸は「計画重視」か「臨機応変」か、行動の傾向を表しています。計画重視とは、物事を進めるとき、細かくスケジュールを立ててから行動に出る人です。ゴールとその道順が見えないと動けない人でもあります。反対に臨機応変とは、とっさの変更にも柔軟に対応できる人。一方で、細かく予定を立てるのは苦手な人です。 この縦軸と横軸のポジションによって、性格タイプは4つに分けられます。