実はコナンや灰原よりすごい?『名探偵コナン』「光彦が有能すぎる」エピソード
今年連載30周年を迎えた青山剛昌氏による『名探偵コナン』(小学館)は、2024年10月18日に106巻が発売された。ミステリー漫画でこの巻数や連載年数は前人未到といえるだろう。 ■【画像】推理する姿もサマになってる!『名探偵コナン』光彦の活躍シーン■ 本作には数多くのキャラが登場して話を盛り上げているが、周りが優秀すぎて埋もれてしまっている存在もいる。その代表格が少年探偵団の円谷光彦ではないだろうか。 光彦はコナンや元太らと同じ帝丹小学校に通う1年生。同じ1年生と比べると大人っぽい感じがするが、そこまでスゴいの?と思ってしまう人も中にはいるかもしれない。 しかし、コナンが側にいるとイマイチ目立たないだけで、実は光彦の能力の高さはかなり図抜けているのだ。そこで今回は、光彦の有能すぎるエピソードを紹介していきたい。
■小学一年生とは思えない頭脳の持ち主
まず注目したいのは、なんといっても光彦の頭の良さだ。普段はコナンがいろんな雑学を披露し、難解な暗号などもあっさりと解き明かしてしまうので、光彦が目立つ場はそれほどない。 コナンは見た目は小学1年生だが、実年齢は高校2年生なのでいろんな知識があるのは当然だ。そのため、難しいことを知っていたり、計算ができたりするのはそれほど不思議ではない。 しかし、光彦は見た目も中身も小学1年生であるにもかかわらず、難しい漢字を知っていたり、高度な計算をしたりしているのだ。 例えば彼は、「釣果(ちょうか)」という言葉を知っており、さらりと使っていた。ちなみにこれは漢字検定では準2級に出るくらいの問題で、並の小学校1年生が読み方を知っているような単語ではない。 一方、新一の小学校1年生の時を見てみると、「ハイドの怒りを鎮めよ」を「はいどのおこりをちんめよ」と読んでいたシーンがある。そこからも光彦の方が勉強はできる……ということになるかもしれない。 他にも劇場版『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』でのワンシーンで、光彦はアトラクションに並んでいる行列を見て、あとどのくらい時間が掛かるのかを計算している。 これはフェルミ推定と呼ばれるものだが、一見見当もつかないような量に関する推定を光彦は平然とやっていた。フェルミ推定は企業の面接などに用いられる場合もあり、かなり高度なことをやっているといえる。