【マイルCS・耳より】ブレイディヴェーグ陣営は初距離も期待十分「前進気勢のベースが上がっています」
[GⅠマイルチャンピオンシップ=2024年11月17日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外1600メートル] 11か月ぶりのGⅡ府中牝馬Sを快勝したブレイディヴェーグは、12日朝は美浦南ダートコースで微調整。翌日の追い切りに備えた。 見届けた宮田調教師は「順調ですね。いつも通りの気配で上がりの歩様も問題なし。1週前、週末の動きも問題なかったですし、長く間隔が空いていた前回よりも安心して見ていられます」と満足げな表情。 昨年のエリザベス女王杯馬ながら、今年はマイルCSへ。1600メートル自体が初となるだけに今回は距離がカギとなるが、トレーナーは「久々で動きづらさを感じさせた前走時と違い、今回は前進気勢のベースが上がっています。トップマイラーが相手だけに甘くはないと思いますが、マイル戦にトライするにはいいコンディションですし、もっと上に行ってほしい馬でもあるので、強い相手にどんな競馬ができるかを見たい気持ちもあるんです。まずは無難にスタートを決めて、最後にどんな脚を使ってくれるか。トップギアに入ってからのストライド、ラスト1ハロンの伸び方は本当に素晴らしいものがあるので」と不安よりも期待を感じさせる口ぶりだった。
東スポ競馬編集部