今すぐやめて! なぜかお金がたまらない人の生活に根付いている「6つの悪習慣」
悪習慣を自覚した後の“次の行動”
こうした悪習慣に心当たりがあり、「どうすれば……」と感じている人もいるかもしれません。「お金がたまらない人」を脱却するために求められる“次の行動”をご紹介します。 【毎月の収支を把握する】 収支の把握には家計簿の活用が推奨されますが、面倒くさいという人は、居住費や通信費などの毎月決まって発生する固定費を最低限把握し、「いくらまでなら食費や衣服、娯楽に充ててもいいのか」という大まかなボーダーラインを持つことをおすすめします。家計簿アプリの活用も一つです。 【メリハリ消費を意識する】 例えば「年1回の旅行の趣味は外せない」としたら、その点の消費は惜しまず、日常の消費習慣として「ATMの利用は手数料のかからない時間帯にする」「日用品はセールやクーポン配信時にまとめ買いをする」「外食の頻度を控える」などの節約を意識して、メリハリをつけるとよいでしょう。 【「先取り貯蓄」の仕組みをつくる】 「収入-貯蓄=生活費」が理想の形と先述しましたが、貯蓄は、銀行積立でもその他金融商品でも構いません。「給与日の翌日」などの毎月決まった日に、決まった金額が貯蓄(投資)に回る仕組みをつくれるとよいでしょう。 【知識(金融リテラシー)を身に付ける】 まずは身近なところから、「税」や「社会保険料」の仕組みに興味を持ってみませんか。仕組みを知ることで、それを減らす(=可処分所得を増やす)意識努力ができます。例えば、iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAは税制優遇のある制度で、理解していれば自身にとってどの制度の活用がより有効か判断しやすくなります。 お金をためる本質的考え方は、「収入を増やす」「支出を減らす」ということです。ためる習慣が定着したら、「お金自身に働いてもらう(増やす)」も検討していきましょう。 ちなみに今回、「収入を増やす」というお話には触れませんでしたが、そのための自己投資ならば必要支出とも捉えられるでしょう。収入を増やすことに成功したら、生活水準も同じく引き上げてしまうのではなく、貯蓄率を上げることができたらベストですね。 日々の生活に上手に取り込めて、「習慣化」しやすいことから始めてみてください。意識が変わるだけでも“ため体質”に近づくはずです。
オトナンサー編集部