【祝】ティム・バートン監督、66歳の誕生日 最新作「ビートルジュース ビートルジュース」は「最も満足のいく経験」
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が今日8月25日に66歳の誕生日を迎えたことを記念して、最新作「ビートルジュース ビートルジュース」のメイキング写真が披露された。 【動画】「ビートルジュース ビートルジュース」日本版予告 本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える「ビートルジュース」(1988年公開)の35年後を描くホラーコメディ。 ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで「ビートルジュース」を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続 No.1、11週連続 TOP10入りの大ヒットを記録し、第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ翌1989年公開の「バットマン」で一気にその名を世界に轟かせた。 キャストは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるキートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを演じ、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。 リディアの1人娘・アストリッドをNetflix「ウェンズデー」で知られるジェナ・オルテガ、ビートルジュースの元妻・ドロレスをモニカ・ベルッチ、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。 メイキング写真では、“人間怖がらせ屋”ビートルジュースに扮するキートンにバートン監督が演技指導する姿をとらえている。真摯に向き合う2人の強い眼差しが印象的であり、映画作りに没頭するさまを垣間見ることができる一枚となっている。 あわせて、バートン監督のコメントも公開された。制作にあたり、スタッフ・キャストが“最高に楽しい映画制作だった”と口を揃えて語る本作。バートン監督は「楽しみに対する考え方は、人によって大きく違うかもしれません。私の考える楽しさも、おそらく誰とも違うでしょう。でも、『楽しかった』と言えると思います。長いキャリアの中で、最も満足のいく経験でした。何年もこの業界にいると、少し脱線してしまったり、仕事にあまり興味を持てなくなったりすることもあります。でも、本作を通じて、自分がどれだけ映画作りが好きかを再確認できました。ビジネス的なことは横に置いて、映画作りに没頭する。芸術性を追求できて、心がときめく感動的な時間でした。それを楽しいと呼ぶなら、その通りですね」と振り返っている。 「ビートルジュース ビートルジュース」は、9月27日より全国公開。