宇治山田商の村田治樹監督＝三重県伊勢市で2024年2月3日、兵藤公治撮影

　第96回選抜高校野球大会は27日、阪神甲子園球場で2回戦があり、宇治山田商（三重）は中央学院（千葉）に6―7で敗れた。 【写真で振り返る】宇治山田商－中央学院（2回戦） 　宇治山田商の村田治樹監督の試合後の主なコメントは次の通り。 　◇私の力不足、応援ありがたかった 　◇宇治山田商・村田治樹監督 　序盤に落ち着かせてやれなかった私の力不足。相手の動きは予想していたが、少し押されていたのかな。四回ぐらいから守りが落ち着いて、攻撃につなげるうちの試合はできた。 　点差がついて、公立高校だし、一番弱いから一生懸命やって周りから声援をもらおうかと冗談言いながらやっていた。応援は大きな戦力。ありがたかった。 　（3安打を放った郷を九回の守備から柴山に交代）足がつっていた。三塁走者の時に足を伸ばしていたので、難しいだろうなと思った。打順の変更は調子のいい選手を使いたかった。投手の球速が上がってくるので、中川を1番に上げて、郷を3番に据えた。 　（指導者として）甲子園に来るのに時間はかかったが、選手に連れてきてもらってありがたいという思いと、新チームが始まった時のことを考えると、高校生ってこんなに成長するんだなと。身の丈を知って、できることをやればこうなる。高校生はすごいなと思う。大人はあまり変わらないので。