この小都市が「眼鏡の都」である理由 福井・鯖江
眼鏡を越えて
今年に入り北陸新幹線が敦賀駅まで延伸したおかげで、多くの場所が東京とつながり、旅行客の少ないこの地方を訪れることがこれまで以上に簡単になった。 福井県には鯖江市のほかにも、保存状態の良い昔の建築物や史跡、寺院だけでなく、レッサーパンダで有名な西山動物園など新しい観光名所もたくさんある。 最近リニューアルを終えた福井県立恐竜博物館はアジア最大級の恐竜のコレクションを誇る。同博物館は50体の恐竜の全身骨格を展示しており、展示の中には、めずらしいブラキロフォサウルスのミイラ化石も含まれる。 サクラを求める人たちには足羽川だ。福井市内を流れる足羽川の川沿いには毎年春に開花する桜並木が2キロにわたって続いている。 福井市は、日本で天守が現存している12の城のひとつである丸岡城や、曹洞宗の大本山のひとつ永平寺を訪問する際の拠点ともなりそうだ。 ◇ 原文タイトル:Why this small city is the ‘eyeglasses capital’ of Japan(抄訳)