【順位表】早くも全勝チーム消える 町田が記念すべきJ1初勝利 勝ち点0は名古屋のみ【第2節】
サッカーJリーグの第2節の10試合が各地で3月1日~3日にかけて開催。今季J1に初昇格した町田が名古屋との一戦を制し記念すべき初勝利をあげました。さらにこちらも今季からJ1に復帰した磐田が合計9発の打ち合いを制して今季初勝利。16年ぶりにJ1を戦う東京Vは勝利目前の後半44分に失点し、勝利はお預けとなりました。第2節終了時点で早くも“全勝”チームが消える19年ぶりの珍しい展開となっています。また2試合が終わって勝ち点0は名古屋のみとなりました。 【画像】J1開幕線の結果
磐田5-4川崎F(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)
◆得点者 【磐田】植村洋斗(前半6分)、ジャーメイン良(前半18分、前半29分、後半35分、後半45+7分) 【川崎F】エリソン(前半36分、後半10分)、マルシーニョ(後半14分)、山田新(後半40分) 金曜日の開催となった磐田と川崎の試合は壮絶な打ち合いに。前半6分、磐田のルーキー・植村洋斗選手が左足でシュートし先制。前半18分、クロスにゴール前のジャーメイン良選手がヘッドでゴール。さらに前半29分にまたもジャーメイン選手が左足で決め磐田が3点リードします。しかし川崎も反撃。前半36分エリソン選手が巧みなシュートでゴールを奪うと後半10分、またもエリソン選手がヘディングでゴール。さらに後半14分にはマルシーニョ選手のゴールで3-3の振り出しに。それでも後半35分、磐田が反撃に出ます。PKをジャーメイン選手が決めて磐田が1点リード。しかし後半40分に川崎の山田新選手がお返しのPKを決め再び同点に追いつきます。試合を決めたのはすでにハットトリックを決めているジャーメイン選手。後半45分+7分、またもPKをしっかりと決めて試合終了。合計9ゴールの激しい打ち合いは磐田が制しました。
福岡1-0横浜FM(日産スタジアム)
◆得点者 【福岡】紺野和也(後半6分) 横浜FMのホーム開幕戦。前半17分、サイドで受けた横浜FMのエウベル選手がカットインから、インスイングの回転がかかったシュートを放つも惜しくもクロスバーに阻まれます。すると前半30分、アウェーの福岡にビッグチャンス。カウンターから湯澤聖人選手が放ったクロスをウェリントン選手が強烈なヘディングシュートもGKポープ ウィリアム選手の好反応に阻まれスコアレスのままハーフタイムへ。すると後半6分、福岡・重見柾斗選手のクロスを紺野和也選手が左足でうまく流し込み、ゴールネットを揺らしました。横浜Fも反撃に出るも1点が遠く、福岡が勝利。逃げ切った福岡は、過去一度も勝てなかった“対横浜FMアウェーの試合”で初勝利となりました。