「イースターアノマリー」は株式相場の"復活"を示唆するか
「春の訪れを祝う」という意味合いもあるイースター。株式市場にも本格的な春の気配が訪れるか(写真:Olena Rudo/PIXTA)
今年のイースター(復活祭)は4月9日。イエス・キリストがゴルゴダの丘で十字架にかけられて処刑され、3日後に復活したことを記念・記憶するための、キリスト教における重要な宗教行事である。 「春分の日以降の、最初の満月の日から数えて最初に迎える日曜日」という決まりがあって、その日付は毎年違う。2023年は4月9日だけど、来年は3月31日、再来年は4月20日らしい。 単に宗教的な行事というだけでなく、「春の訪れを祝う」という、この時期らしい古来の習俗に根差した伝統もあるようだ。そこに共通するキーワードが「復活」。季節もここからすがすがしい生気を取り戻す、という願いが込められているように思う。
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岩本 秀雄